2013年10月09日

BROTHER MFC-620CLN クリーニングデキマセン

ブラザーのプリンターMyMio MFC-620CLN。

電話、ファックス、カラープリンター、スキャナー、コピーを兼ね、しかもUSBだけでなくLAN接続もできるネットワーク対応の複合機です。上部には自動吸い込みのADFもついており、当時こんなオールインワンの複合機が個人用として販売されていることに驚きを隠せませんでした。

このファックス機能が非常に面白くて、双方がブラザーのファックスだと、なんとカラーで送れちゃうんです。ファックスでカラーでおくられてきたときは度肝を抜かれましたが、通信費が高額になるんでしょうね。結局あまり使っていませんが。

順調に使用していたのですが、ある日突然「クリーニングデキマセン」とのメッセージが。

早速、ブラザーのサポートに電話して症状と機種を伝えると、言いにくそうに「すでに販売終了から時間が経過し保守期間を過ぎているので、修理の受付をしていない」ということ。

マジ? 

あぁ、そういえばメーカーは、
生産中止後の部品供給を、7年だかで打ち切りにしているんだっけ?

ちなみにこのメッセージ、インクヘッドのクリーニングで溜まった廃インクのタンクが一杯になったことに由来しているようです。

確かに、クリーニングをしているそのインクの行き先を疑問に思ったことがあります。そうか、プリンタには廃インクタンクというのがあるのか。

それ自分でクリーニングできないのかな?

ということで、早速分解です。 まずは蓋の留め具を外して…

DCF00816
インク交換時の蓋を立てます。

DCF00817 

で、本体から外しますが、ケーブルを外すのが厄介そうなのでつけたままで作業します。

DCF00818
このまま作業します。
で、中蓋を外してみると、さすがにぎっしり詰まっていますね。

DCF00820 
うん、精密機械ギッシリです。しかもプリンタの可動部もあるので、設計段階からの苦心が見て取れます。ザッツ アートです。

で、廃インクタンクらしきものを2箇所で発見。
ひとつは、上部の方にある吸収パッドです。

BlogPaintまだ余裕があるのか、すでに一杯一杯なのかはわかりませんが、おそらく満杯センサーなどで計測するのではなく、電源投入時間やクリーニング回数などで単純計算しているはずです。一応エタノールで溶かしつつ、テッシュなどで吸い取りました。

もう一つは、インクのヘッドが左側に移動した下あたりにありました。

BlogPaint

モロにクリーニングしたインクが吸収されています。ここにエタノールをつけて、丁寧にティッシュで拭き取ること十数回。だいぶ綺麗になりました。実はこの下側に先ほどと同様の大きな吸収パッドがあるのですが、そこは分解が大変そうなので手つかずです。

でもエタノールで溶かされて、汚れだけは吸収パッドの下部に移動したのではないでしょうか?水分はエタノールですから、すぐ飛ぶでしょうし。まだまだイケます!!


で、インクの収納部も結構な汚れですので、クリーニング。

DCF00828 

エタノールを霧吹きでぶっかけて拭き取る方式です。

そこそこのティッシュの消費量ですが、このプリンタを捨てて新しいものを買うことに比べれば、よっぽどエコであるとの持論を確信し、続行します。 


で、クリーニング完了ということで、組み立てていきます。

さて、組立後に電源を投入するも、やっぱり同じメッセージです。
これ、先ほど書いたように稼働時間などでカウントしているので、カウンターリセットなどの作業が必要になるのですね。

さて、ネットで調べてみると、皆さんやってますねぇ。

情報が錯綜していますが、まとめると、私が実施したMFC-620CLNのカウンターリセットは以下のようです。

‥展擦呂弔韻燭泙泙如[機能]-[モノクロスタート]-[機能]とテンポ良く押す。
▲薀鵐廚点滅するので、[80]と入力。
OKと表示される。
[モノクロスタート]を「PURGE: xxxxx」と表示されるまで25(26回?)押す。 
ゥ謄鵐ーで[2][7][8][3]と押すと、カウンターが00000にリセットされる。
[停止/終了]ボタンで戻る。
 
これで、見事復活しました。

というか、急ぎの場合は、このリセット作業だけで戻ることでしょう。
廃インクが漏れ出しても知りませんが…

何しろ、OS9の時代のMAC(MT266やDT266) にも対応しているプリンタですので、かけがえのないプリンタの一つです。しかも、このように古いタイプになると、インクLC09系がダイソーなどで一色200円くらいで入手できます。

きっと、サポートから外してしまったプリンタのインクについては、メーカーもあまりうるさくないのでしょう。

これで、ランニングコストも下がりそうです。 

ところで、そもそものインクヘッドのクリーニングのやっている内容ってなんなんでしょう?
強制的にインクを吐き出すことで目詰まりを解消することであれば、そのインクを廃インク吸収パッドに送らずに紙に排出、つまり普通にプリントしてしまえばいいのではないのかな?という疑問がわいてきます。

まぁ、メーカーとしてはこの廃インク吸収パッド交換のメンテナンス費用も重要な収入源なのでしょうし、保守期間終了で買換え需要も出るので、クリーニングをさせて修理or買換えにもって行きたいのでしょうが、そうは節約生活魂が許しません。D.I.Yで節約がモットーの私は、WINDOWS標準の付属ソフト”ペイント”などで
単色A4サイズを作成し、単色プリントアウトです。

相当ガンコなのつまりなどは無理かもしれませんが、ある程度の効果は望めます。そもそも純正のインクではあまり起こらない目詰まりですので、互換インクなどでこの症状がおきたときは、頑張らずに純正インクや再生インクのメーカーを変えるなどで交換してしまうのが吉です。その交換の際に、内部に残っている目詰まりしたインク剤を排出することが目的であれば、このような単色印刷が廃インク吸収パッドを汚さずに排出できるので効果的です。

多少インク自体は無駄にしているのですが、プリンタ自体の延命を考えると、致し方ないでしょう。 

さて、こういう粗悪なインクに当たらないようにするにはどうしたらよいでしょう?
確かに純正インクは高いのですが、プリンタが壊れるなどでは元も子もありません。

これを避けるためには、ネットショップなどのレビューを参考にするにつきます。

悪いとか★1つなどの悪評価を見て、液漏れやインク詰まりなどのレビューがあったら、やはりやめておくのが無難でしょう。それでも価格が少し高めの互換インクになりますと、このような悪評価が極端に少なくなるようです。それでも純正品の半額程度ですのでお安いです。

さすがに4色で400〜600円(送料込み)などは、 古いプリンタで使うには故障のリスクがあるかもしれません。

もしくは、私なんかは、
互換インク-純正インク-互換インクなどのようにたまに純正インクを使っています。
大分調子良いようです。

 


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