2012年10月17日

川の終わり!?(暗渠-あんきょ)

私は通勤で西武新宿線を使っているのですが、西武新宿方面に電車に乗っていると、下落合駅と高田馬場駅の間で”とある川”が消失することに、ある日気付いたのでした。

そもそも、線路の左右両側に川があるのですが、新宿方面に向かって電車の左側の川が、とあるところで歩道の下に吸い込まれていくように消失し、線路や道路、建物の具合などから判断するに線路右側の川と合流している様子がないのであります。

DCF00394
(分かりにくいですが、線路の左側が川の終わり!?)

気になってしまったら、どうにも気になる性質(タチ)です。とある日に、高田馬場から徒歩で行ってみましたよ。

DCF00397



そして、ついに発見。まさに、川がトンネルに吸い込まれていきます。

DCF00395

そうなると、新目白通り沿いの歩道の下に吸い込まれたのだなと考えらるのが妥当であるのですが、そんなことあるのでしょうか?



 
DCF00406
 

確かにこの辺りは、丁度川幅くらいなので、そんな予想もできます。しかし、その先はその歩道さえもが狭くなるので、最終的には新目白通りの下に川が存在するというのが妥当な予想ということになります。しかし、更にそんなことありえるのでしょうか?
 
重量級のトラックやダンプが通る幹線道路の下が川?
 
片側二車線の、交通量のめちゃめちゃ多い幹線道路だぞ!?
 
すると、その新目白通り沿いの近くの公園に以下のような案内板を発見。myoushoujigawa
消失する川の名は、「妙正寺川」というのだそうだ。
ほら、地図でも下落合を過ぎたあたりで新目白通りとぶつかって消失するでしょ?
 
ということで、とっても便利なIT時代。
早速、「妙正寺川」をwikiで調べてみるとする。

妙正寺川

どうやら予想通り、川は地下で存在しているようであります。
こういうのを「暗渠化(あんきょか)」というのだそうであります。
 
初めて聞く実に専門的な用語ですが、簡単に言うと”川のトンネル化”であります。
確かに、川の上というのは通常デッドスペースなわけで、狭い日本でこの上を道路などにできれば、地下は川、地上では道という風に2重構造で非常に効率はいい。
 
DCF00397

関連情報を調べてみると、暗渠化はいたるところであるらしい。
なんと、「渋谷センター街の通りは暗渠化された川(宇田川)の上に作られている」そうである。
センター街は、川の上の道路だったのかぁ!?

そりゃ、ゲリラ豪雨で駅前浸水するわなぁ。

というか、大震災が起きたら、落っこちないのかな?
いや、それを言ったら、新目白通りも日々の交通の振動などで落っこちないのかな?
新目白通りの該当場所での事故は、避けたほうがよさそうですね。

きっと、建物などは強度や不動産登記上難しいのではないかとおもう。
よって、公共の設備である歩道や道路、公園、公共駐輪場・駐車場などのような形で使われるのだと思う。

さて、この暗渠された川はどこかで出てくるのであります。
この川の場合は、新目白通りが明治通りとぶつかる交差点付近で顔を出します。
 
この写真右側のトンネルが出口なわけです。
この中は、ず〜っと真っ暗なんですかねぇ?こわいですねぇ。
DCF00048

というか、世にも恐ろしい映像を撮影した方がいます。流されたら一巻の終わりだな…





kis136 at 21:17|PermalinkComments(0)TrackBack(0)clip!
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